日本の田んぼを守る酒屋-創業正徳元年(1711年)-日本酒の「金寳自然酒醸造元」仁井田本家

金寶自然酒醸造元 仁井田本家

自然酒のこだわり

自然酒の一滴一滴にこめられた私たちの思いをご紹介します

金寳自然酒が美味しいのには理由があります。その秘密をご紹介します。

米

農薬・化学肥料を一切使わず栽培した自然米

お酒の原料はお米です。そのお米によってお酒の味は全然違ってきます。
だから、お米には徹底的にこだわりました。
自社田や契約農家で栽培しているお米は、一切農薬・化学肥料は使用せず、細やかに決められたルールの下に栽培されています。
・元肥は、稲ワラや籾がら、米糠を用いた堆肥やぼかし堆肥であること。
・本肥は有機肥料とすること。出穂後の追肥は行わないこと。
・農薬は一切使用せず、除草は手取りや田車によるものとすること。
・作業・栽培管理記録を必ず作成すること。
などなど基本的なルールだけでも16項目にも及びます。

水

仕込み水は阿武隈山系の天然水2種を使用

お米と同様にお酒の主原料となる仕込み水。
酒蔵には2つの水脈がそそぎこんでいます。
1つは蔵所有の山から湧き出る「水抜の湧き水」を呼ばれる伏流水。
大地に染みこんだ雨や雪が幾百年もの歳月を経て、地上に湧き出るこの水は、ミネラル分の少ない軟水で、『穏』など優しい味わいを醸し出すのに適した水です。
もう一つは、自然米栽培田近くの「竹ノ内の井戸水」と呼ばれる天然水。
この水は硬水で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分を程良く含み、『金寳自然酒』の重厚な味わいを醸し出してくれます。
洗米やタンクの洗浄なども全てこの水で行っており、水を守る事も蔵の重要な仕事です。

人

杜氏 佐々木昭七

南部杜氏発祥の地、岩手県石鳥谷町生まれ。「“酒は健康に良い飲み物でなければならない”それが仁井田本家の信条だ」という真剣な蔵元の言葉に心を動かされました。今では杜氏歴51年。仁井田本家の蔵を預かり33年になります。自然米は1年ごとに表情が違います。毎年孫にあう想いで蔵に帰ってきます。

副杜氏 菊池譲

学生の頃から酒造りに憧れ、60以上の東北の蔵元に手紙を書きました。そして、仁井田蔵元の酒造りに対する考えに共感し、仁井田本家に入社しました。今では副杜氏として造りもまかされ、「美味しい自然酒」を造る仕事に誇りと喜びを感じています。

もと屋(チーフ) 仁井田守弘

耕作者として自然米を育てながら、仕込みの時期にもと仕込みを担当しています。もと造りは、お酒の芳香・旨み・キレを最初に方向づけする仕事です。温度を微妙に調整し、いかに優良な酵母をたくさん育てられるかが大切です。子育てのようなものだから手は抜けません。

もと屋(サブ) 植田大輔

日本酒造りで大切な「一麹・二もと・三もろみ」の中の“もと”を担当しています。先輩の仁井田守弘さんに教わりながら、日々勉強中です。自分の造った“もと”が酒の出来に影響するというプレッシャーもありますが、とても大切な工程ですので、やりがいがあります。もと屋として、もとの事はもちろん、酒造り全般何でもわかるようになるのが目標です。

釜屋 玉田敏郎

白米を洗い、水分を吸収させて、その米を「こしき」というセイロのような器に張り込み、翌朝釜に火を入れて蒸し上げます。朝が早く、1袋30kgの米を数十袋担いで運ぶ厳しい仕事ですが、米作りから手掛けているこの蔵で、仕込み作業のまず一番先に原料米に着手する大事な役目なの で、各作業に落ち着いて臨み、忙しくても繊細な感覚で的確な判断ができるよう心がけています。

もろみ屋 柳沼清志

目標とする酒を造るために、もろみを健全に発酵させる仕事を担当しています。その日の気温、水麹前の温度、汲水温度、蒸米温度などによってもろみの発酵状態が違うので、計算出来ない温度を予測する事がとても難しい作業です。反面、繊細な仕込みを指示通りの目標温度に仕上げた 時は大きな喜びがあります。

船頭 芳賀秀男

仕込みの時期に仁井田本家に世話になっている百姓です。船頭は、槽場(ふなば)で、蔵人全員で造りあげたもろみを酒と酒粕に分離する仕事。袋吊りに使う布を嫌な味や香りがつかないように管理し、酒やもろみがこぼれてないか、混ざらないかなど、細心の注意を払っています。槽口(ふなくち)から流れ出る長命の一滴は最高です。ぜひ一度御来蔵いただき、しぼりたての金寳自然酒をおたのしみあれ。

蔵

三百年前から蔵に伝わる独特の「四段仕込み」

昭和42年発売の金寳自然酒は独特の四段仕込で生まれ、それは今も全く変わらない。
日本酒は口に入るものですから衛生面には十分に注意し、「この蔵で造った日本酒なら安心して飲める」とお客様に思っていただけるよう、日常の清掃をしっかりと行っております。蔵内の太い梁や床板には“柿渋”を塗りこみ、厚い漆喰で囲まれた落ち着きのある酒蔵は一見の価値があります。

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