

農薬・化学肥料をいっさい使用しない酒米栽培の記録
2006
7月号vol.1
仁井田守弘リーダー(右)と私、石川和典(左) |
こんにちは!酒米耕作担当の石川です。
自社田による酒米耕作が始まって今年で4年目を向かえました。 過去3年間を振り返ってみると、良質な酒米を作るのは、とてもたいへんな事だというのがだんだんわかってきました。 そしてそのための課題がだんだん増えてきてどういうところから改善したらよいのかも少しずつわかってきました。 酒米耕作経験4年目にあたって今年は土壌改良剤の散布等にこだわったり、水田の水の張り方や除草方法などに工夫を凝らしたりと素人ながらのアイデアとリーダーを始めとするベテランの意見を混和させながら努力をしていきたいと思っています。 今年もいままで同様、約130aの耕作面積と、「一本〆」(いっぽんじめ)と言う酒米品種で頑張りますのでよろしくお願いします。 |
ふれあい(草取り)体験実施しました。![]()
自然米栽培の真髄を見た!!
6月5日@ 栃木県益子町の「生命農法研究会」に、昨年から放流をしているカブトエビ(紅カブトエビ)を譲って頂きに行ってきました。 カブトエビはおよそ3億年前の古生代石炭紀等の地層から化石が見つかっているほどルーツが古い生物で、甲殻網、カブトエビ属というグループに属します。 この紅カブトエビは、山形県酒田市に生息していたヨーロッパカブトエビが南陽市に移住した後の突然変異種と言われています。 移送して、産卵をさせて来期の孵化を促すまで・・・それを根付かせるまでは大変な根気と年月が掛かると言われていますが、我が仁井田本家の『自社田除草隊』を正式拝命するのは果たしていつになることでしょうか? 皆さんも気長に期待して下さいね。 |
繁殖の仕方は独特で、雌のみで繁殖する場合(雌雄同体生)と雌雄両性で行う場合があります。 産卵は直径2センチ、深さ1センチほどの穴を泥底に掘ってそこに卵を産み付けます。 水田に水入れをした2〜3日後に2ミリほどの幼生として現れて、10日あまりで急速に成長して生体となり産卵を始めます。その後1ヶ月あまりで一気に姿を消してしまいます。その卵は乾燥と寒さににとても強く、翌年の水田の水入れまで休眠します。 泥中の有機物や小さな藻類、原生動物などを泥水と共に口に入れ、泥と一緒にエサを食べる行動を取ります。雑食性で浮き草、ミジンコ、イネの根、イトミミズや死んだ魚なども食べます。 |
6月5・6日@ 田車除草 私達が栃木県益子町に出かけている間に自社田では、エンジン付きの田車で雑草の除草作業が行われていました。 植えられた苗に当たらない様に慎重に作業します。 この後恐怖の・・・?手取り除草が待っています。(苦笑) 写真の田車を操作しているのは、仁井田リーダーの奥様で私の姉貴分の幸子さん。仁井田本家の社員でもある幸子姉さんは、御自宅でも自然米を栽培するリーダーの傍らとして常にリーダーを支えてきました。酒米耕作の作業は全て把握しています。 口うるさいのが玉に傷・・・(スミマセン!!) 6月17日@ 今年2回目のふれあい体験が行われました。 2回目にお客様に体験して頂くのは、田んぼの雑草を取り除いていただく、草取り作業です。 開会式での馬場課長の説明と蔵元の挨拶でスタートしました。 6月17日B 前回の田植え体験同様、東京農大の学生諸君もまた参加してくれました。 作業振りも痛く関心するほど立派でしたよ! 学生諸君のリーダー格になって頂いたつきや酒店さんの柱さんにもいろいろ御足労おかけしました。 なを学生諸君と柱さん達は3時の閉会式後と翌日の日曜日もこの作業を継続して頂きました。 本当に頭が下がります。お疲れ様でした。 6月17日D たくさんのお客様の参加で一番の喜びを噛み締めているのは、蔵元の仁井田なのかも知れません。 「自然米栽培の大変さと、自然酒にかける心意気がお客様方に少しでも伝わっていただければ・・・」と言う思いでこの日の作業に参加していたはずです。 きっと伝わりましたよ、蔵元。 6月17日F この日の昼食はバーベキューで楽しみました。皆さ〜ん!スタミナ付けて午後の部も張り切って下さいよ〜!! 6月17日H この日裏方だった社員達もお客様と一緒に食卓を囲みいろいろなお話をしながら楽しいひと時を過ごせた様です。これがふれあい体験の醍醐味でしょうか。和気あいあいといったところですね。 6月17日J やれやれやっと終了!と安堵しながら手足を洗うお客様方。 あっそこの方!足と腰がワナワナいってますよ!! 向こう1週間筋肉痛との戦いが始まります(笑)でもほんとにお疲れ様でした。 |
6月5・6日A 田車除草 この田車で雑草の生えかかった土を掻き、反転させて雑草の幼芽を土中に埋め込み光合成を阻害させることによって、殲滅を目的としますが、約半分程度の除草された草が水面に浮遊します。 これが問題なのです。 浮遊している雑草は、水面に浮いているのでしばらく水分を補給できてすぐには息絶えません。 お天気が続き、水面の表面温度が35℃以上を数日保てば茹でられた状態になって死滅しますが、田んぼの水位が下がってしまったとき等は根が土に届き、再び生き付いてしまう場合があるのです。 6月17日A スタッフ達のデモンストレーションの後、一斉にスタートしました。 どのお客様も田植え体験とは勝手が違うようです。 中腰のまま連続前進しなければならないこの作業はかなり堪えますね〜! あれれ、途中で戻ってきてしまった方が・・・忘れものですかぁ〜!! それでも皆さん一生懸命に作業をして頂きました。 6月17日C さすがに腰を伸ばす方が多くなりました(笑) しかし、速さの勝負ではありません。 ゆっくり確実に作業をしていただいた方が助かります。 まだまだ先は長いですよ〜!!頑張って下さい。 センター手前の黒っぽい服装のオジサン(失礼!)は仁井田本家の高橋統括部長です。 高橋部長は老体に自ら鞭を打ち(再び失礼!)お客様をリードしていました。(大丈夫っすかぁ・・・?) 6月17日E お子様連れのお客様もみえていてそのお世話をしていた(されていた?)のは、我が仁井田本家期待のホープ、植田大輔です。彼は昨年春に新卒入社しました。大学では硬式野球部に所属していて現在でもクラブチームで野球を続けています。この日一番疲れたのは彼だったのかも知れません。 6月17日G この日のメニューは有機飼料で育てられた鶏の手羽先と豚のスペアリブに地物の有機野菜の串焼き。 それは美味しかったですよ。 えっあなたも食べたい? それじゃぁ次回から参加するしかありません。お待ちしてま〜す。(んがんんっ・・・byサザエさんエンディング) 6月17日I さぁ、おいしい食事の後は、またまた作業のお時間です。 午前中すでに出てきた足腰の痛みを我慢してもう一頑張りです。 終わるまで帰れませんよ〜!!と冗談を言いながら必死の作業でした。 6月17日K 皆さんの頑張りで予定時間より早めに終わることが出来ました。 閉会式の蔵元の挨拶を最後に全日程を終了して解散となりました。 次回の稲刈り体験(9/16予定)の再会を約束して皆さん蔵を後にされました。 END |