「自然田日記」へようこそ!
2009 11月号vol.2
     農薬・化学肥料をいっさい使用しない酒米栽培の記録

仁井田本家あぐり 酒米耕作チーム メンバー

仁井田守弘・チームリーダー  昭和27年 1月13日生 福島県郡山市出身
                       出身校=福島県会津経営伝習農場
                                     自然米栽培歴20余年
 「金寶酒米耕作者の会」のメンバーでもあるリーダー。  長いキャリアでメンバー
   を引っ張ります。  ここ一番!の好判断で良質な酒米を育てて来ました。


石川 和典・チームサブリーダー 昭和38年10月12日生 東京都江東区出身
                        出身校=東洋大学 自然米栽培歴6年
 ◎資材調達、栽培計画、データ管理、情報収集と何でもやります、こなします。
   あらゆる角度から施す実験や旺盛なチャレンジ精神で自然米作りを研究します。
 

田中 洸次・栽培管理担当     昭和58年12月 8日生 新潟県新潟市出身
                        出身校=東京農業大学 自然米栽培歴2年
 ◎米どころ新潟から農大出身期待の星!  とにかく農業大好きな若きエース!!
   只今、リーダーから有機栽培の基本を修行中!  根気と体力が自慢の努力家。



今年を振り返って・・・@
(いろいろな生物の様子が目立ちました。)


@6月22日 福島県農業総合センターの生物多様性調査の報告で判ったことですが、自社田にて「イチョウウキゴケ」という浮草が生息しています。  画像真ん中の緑色のイチョウに似た形の黒い根が生えているものですが、環境省作成のレッドデータブック(LDB)では準絶滅危惧種、福島県のLDBでは絶滅危惧種に指定されています。  このような貴重な生物が自社田に生息していたとは驚きと同時に有機栽培でこのような命を繋ぐことが出来たことに安堵しました!

A7月2日 我々が除草の為に田んぼで「田車」(畝間除草機)を押していたときのことです。  田んぼ一面にこのような光景が広がっていました。  これは赤とんぼの羽化したばかりの様子です。  県の農業総合センターの自社田担当の調査の方にお聞きしたところ、今年はこのように赤とんぼの羽化の様子が例年よりかなり見受けられたとのお話しでした。  気象条件の影響なんでしょうか?  それとも有機栽培特有の光景なんでしょうか?  しかしながら、このような光景をゆっくり眺めたのは久しぶりのことでした。  

B7月10日 合鴨除草をしている訳ではありません。  野生のマガモなのですが、今年はこの野生のマガモが例年より多く飛来していたような気がします。  通常田んぼで見かけても、1匹程度・・・。  それが今年は3〜4羽で飛来してきたのを見かけたのが数回ありました。  このようにいろいろな生物が集まるのは嬉しいことなのですが赤とんぼにしかり温暖化の影響が関与しているのではないかと心配もしています。  そうでなければいいのですが・・・。    その他毎年飛来してくるサギの仲間も田んぼに生息するドジョウを目当てにやって来ました。


C8月20日 コガネグモの仲間だと思われます。  有機栽培の田んぼにはいろんな虫たちが飛来してきますので、彼らたちには格好の餌場です。  既に、くもの巣には小さい虫が捕獲されていましたが、ある時どのようにして餌を食べるのかを見てみたくて実験してみました。  イナゴが発生してから生きたイナゴを捕まえてくもの巣に投げてみたところ、素早く近付いて来てイナゴを自ら吐く糸でグルグルまきにして身動き出来ないようにしていました。  かなりの勢いに唖然とした私でしたが、生きるための必死な様子が伝わった実験でした。

皆さんからのご意見ご感想をお待ちしています。    E−mail:info@kinpou.co.jp

有限会社 仁井田本家あぐり  酒米耕作チームまで・・・
(酒米耕作の業務は「有限会社仁井田本家あぐり」という農業生産法人として組織変更されました。)


EDIT:kazunori Ishikawa